盛和塾 機関誌マラソン感想文 153号
●塾長講和[第141回]
なぜ経営に利他の心が必要なのか
優しい思いやりの心、利他のココロが
市場競争に置いて企業が業績を伸ばしていくことは
矛盾しない。
正々堂々と競争し
公明正大に利益を追求していくことは
称賛されこそすれ
決して非難されるべきではない。
しかし
人間のココロの中では
常に「利己」と「利他」がせめぎあっており
ともすれば利己的に心が占める割合が大きくなってしまいがちである。
ですから、常に反省し利己を抑制することにより
利他の心の割合を増やしていくべきです。
そうした利他の心にもとづいた経営に努めることにより
企業は成長発展していける。ということは
国境や業績を超えて通用する普遍的な心理である。
「利他の心」とは
周囲や相手に善かれしと思う心であり
「利他の経営」とは
自分のことだけを考えるのではなく
「自分が豊かになりたいと思うならば
周囲も豊かにするように考え会社を経営する」ことです。
利他の心であるか。
常に自問自答しコツコツと精進してまいります。