盛和塾 学びの備忘録

盛和塾 機関誌マラソン感想文

盛和塾 機関紙マラソン感想文117号

盛和塾 機関紙マラソン感想文117号

●塾長講和[第112回]
企業統治の要諦--従業員をモチベートする--

従業員をモチベートする基本五点

・従業員をパートナーにする
→自分と同じ気持ちになって仕事にあたり事業を支えてくれる。
まさに自分と一心同体になってくれるパートナーとする。

・従業員を自分に惚れこませる
→社長であるあなたに惚れ込んで
どこまでもついてきてくれる人たちをつくり
そのような素晴らしい人間関係をベースとして会社を発展させ、
彼らを幸せにしていかなければならないのです。

・仕事の意義を説く
→自分のやっている仕事に意義を見出せば
気持ちが高ぶり持てる力を最大限に発揮してくれるはずです。
そう考えて、私は仕事が終わった後に毎晩彼らを集めては
仕事の意義を説いていったのです。

・ビジョンを掲げる
→素晴らしいビジョンを共有し
「こうありたい」と会社に集う従業員が強く思えば
そこに強い意志力が働き、夢の実現に向かって
どんな障害をも乗り越えようという、
強大なパワーが生まれてくるのです。

・ミッションを確立する
→「全従業員の物心両面の幸福を追求」という会社の目的は
経営者の私利私欲を超えた従業員のためという「公」のものであり
まさに「大義」というものが人を動かす大きな力を持っているのです。

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従業員に思いを伝えるために
粉骨砕身してこられたこと。
それらをどれだけ大切に考えられてきたか。
これらをきちんと実践できたうえではじめて
「フィロソフィを共有できる環境が整ったことになる」

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自分の企業を
もっと大きく成長発展させていこうとするとき
改めて原点に立ち返って理解していただきたいこと。

小さな企業を大きく成長発展させていくにあたって
まさに基盤となるべき事柄。

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企業統治の要諦は従業員をモチベートすること

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今週も精進してまいります。

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

  • 作者:稲盛和夫
  • 発売日: 2009/04/02
  • メディア: 単行本